ホーム 製品 ライフサイエンス 工程ろ過 メンブレンクロマトグラフィー

メンブレンクロマトグラフィー

Purcise Q膜は全く新しい陰イオン交換体であり、架橋ポリマーコーティング中の特殊な官能基を修飾し、負帯電成分の分離と精製を実現します。Purcise Q膜クロマトグラフィーは、高分子を通過させるのに十分な大きさの孔径チャンネルを持ち、チャンネル表面に対流質を実現し、目的分子をバインディングサイトと迅速に結合させます。

従来のクロマトグラフィーカラムと比較すると、メンブレンアドソーバーは流速が早いため、プロセス時間を短縮し、プラスミドDNA、エンベロープウイルス、宿主蛋白などの生体高分子に高い動的結合量を有し、プロセスコストを低減します。


メリット

  • 高い結合能力。メンブレンクロマトグラフィーは、対流性物質移動の原理に基づいており、荷電した生体分子がメンブレンを通過する際に結合することができます。
  • メンブレンクロマトグラフィーを使用した後の生産能力はクロマトグラフィーカラムより30倍から50倍まで高まります。
  • スケールアップと柔軟性。全シリーズ仕様のメンブレンクロマトグラフィー製品はリニアスケールアップできます。シングルユース使用と洗浄して再利用することも可能です。
  • 高い再現性。ISO 9001:2015に厳密に従って製造され、プロセスの再現性を確保しています。
  • 低コスト。メンブレンクロマトグラフィーの運用コストが低く(バッファーの使用量が少ない、操作時間が少ないなど)、投資を抑える事が可能です。
  • 使いやすい。カラムローディングの必要がなく、直ぐに使用可能です。


代表的なアプリケーション

  • 細胞・遺伝子治療におけるプラスミドとウイルスの精製
  • 生体流体の宿主DNA、ウイルス、宿主細胞タンパク質、エンドトキシンなどの夾雑物の除去
  • 分子量が比較的大きい目標分子(組み換えタンパク質、プラスミド、ウイルスベクター、血漿成分)
  • オリゴヌクレオチド、チタン系物質などの小分子薬物の精製


Purcise Qメンブレンクロマトグラフィーはラボスケールから、パイロット、製造規模まで各段階のニーズを満たす製品です。

関連資料