SSPS パウダー焼結フィルターカートリッジ

構成材料

フィルターメディア	316 ステンレス
エンドキャップ	316 ステンレス
直径①	60mm
エンドキャプ	ダブルオープンエンド(DOE) シングルオープンエンド(SOE)

①ご要望に応じて、その他の直径の仕様も承ります。

使用条件

最大差圧	4.0 bar / 21°C (forward flow)
推奨連続使用温度範囲	-75°C to +200°C 注：温度はOリングの化合物に依存します

パラメーター

コード	ろ過精度 (µm)	孔径効率 %	初期差圧 (KPa)	アブソリュートろ過精度 (µm) ②	平均エア透過率③	流量 (m³/h)④
1	0.5	30-50	28	5	0.12	0.16
2	1.0		21	10	0.97	0.23
3	3.0		5.8	17	1.60	0.31
4	5.0		3.0	30	2.27	1.28
5	10		2.6	50	5.50	3.8
6	20		2.1	70	10.87	5.1
7	30		2.0	90	15.10	5.8
8	50		1.9	120	14.50	6.2
9	80	-	-	-	-	-
10	100	-	-	-	-	-
11	120	-	-	-	-	-

②試験方法 バブルポイント法
③試験はGB/T5453に基づいて行われる;テストDPは200Pa;テスト媒体は空気
④試験液粘度は1CP.S; フィルターは直径60mm、長さ300mm; 試験圧力は1.5bar

長さと面積⑤

⑤長さやその他のサイズはカスタマイズ可能

⑥フィルター直径は65mm

洗浄

物理的洗浄方法：浄水による逆洗浄、エアーと超音波による逆洗浄
化学的洗浄方法： 希釈酸、希釈アルカリ、酸化剤、界面活性剤などの洗浄剤を使用する

汚染物質	一般的な洗浄方法の手順
製薬・化学産業における脱炭	リバースブローとリバースフローの頻度を高め、必要に応じて超音波洗浄を実施
製薬産業における非水溶性塩と 酸化物	5％濃度の硝酸溶液に浸す
オリジナルの液体ろ過	汚染物質の化学的性質に応じて適切な洗浄方法を選択します。必要に応じて超音波洗浄を組み合わせ て使用できます。

化学的洗浄方法	詳細手順
アルカリ洗浄	アルカリ洗浄 フィルターを3～5％濃度のARグレードNaOH溶液に30～60分間浸します。浸したフィルターの内側と外側を純水またはWFI水で洗浄、洗浄液が中性になるまでフラッシュした後、導電率を測定します。≥0.4Mpaのピュアエアーで乾燥します。
酸洗浄	5%濃度の硝酸溶液に8時間以上浸します。浸したフィルターの内側と外側を純水またはWFI水で洗浄、洗浄 液が中性になるまでフラッシュした後、導電率を測定します。≥0.4Mpaのピュアエアーで乾燥します。
オリジナルの液体ろ過	有機汚染物質による汚染によって生じた界面活性剤でフィルターを洗浄します（食品および飲料用途に は高濃度のクエン酸が推奨されます）

注意

a. 洗浄、分解、組み立ての際、傷、衝撃、衝突などの人為的な損傷は避けてください。フィルターカートリッジの表面に力をかけないでください。
b. ろ過の方向は、一般に外側から内側です。逆ろ過は推奨されません。
c. ろ過中は、必要な使用圧力までゆっくりと圧力を上げてください。瞬時に圧力を上げないでください。
d. 使用圧力は0.6Mpaを超えないようにしてください。必要な際は清浄な液体で逆フラッシュするか、清浄な空気で逆ブローしてください。
逆ブローの圧力は0.75Mpaを超えないようにしてください。
e. 逆フラッシュおよび逆ブローの手順：最初に、運転圧力の1.2～1.5倍の圧力で清浄な空気を逆ブロします。逆ブローは3～5秒間続け、4～6回繰り返します。最後に清浄な液体で3～5分間逆フラッシュし、2～3回繰り返します。
f. 注意E.の後でも圧力による損傷が深刻な場合は、フィルターカートリッジを取り外して清掃してください。

SSPSシリーズパウダー焼結フィルターカートリッジの製造工程